2010年12月20日

熊切圭介 写真展開催のお知らせ





2011年1月5日より熊切圭介写真展「運河」を開催致します。



江戸時代まで遡るまでもなく、かつての東京は水の都でした。
街中を運河をはじめとする河川が縦横に流れ、多種多様な橋が街の景観に変化を与えていました。
その東京の姿も昭和30年代、特に東京オリンピックを境に大きく変化しました。物流が川から陸に移った事もあり、多くの運河が埋め立てられ姿を消しました。とはいえ現在でも40以上の運河があります。主に江東区と港区、品川区に集中していますが、工場地帯を流れる暗く澱んだドブ川のイメージは、現在ほとんどなくなりました。最近は運河の周辺に遊歩道や緑地帯が設けられ、人々の憩いの場に変わりつつあります。

今回の写真展では自然河川とはひと味ちがった運河の面白さと魅力を、四季折々の姿を通して
モノクローム写真の深い表現力を生かして探ってみました。
どうぞご高覧下さい。

会期 2011年1月5日(水曜日)〜1月19日(水曜日)
10:00〜18:00(最終日は14:00まで)

会場 ポートレートギャラリー
東京都新宿区四谷1−7 日本写真会館5F
TEL 03−3551−3002