2008年6月11日

熊切圭介 1960年代をテーマにした写真展開催について

 



熊切圭介写真展「揺れ動いた'60年代の光と影」を、5月9日から東京品川のキヤノンギャラリーSで開催しました。戦後の混乱期を脱し、経済的な発展に向かって一歩踏み出した'60年代は、現在の日本が抱える様々な問題の萌芽が見え隠れし始めた時代でもありました。その'60年代の日本の姿を、大型の白黒写真88点で表現しましたが'60年代を生きた多くの人々の共感を得て、会場には連日熱心に写真に見入る人たちの姿がありました。

 写真展に合わせて出版した写真集「繁栄と変革-’60年代の光と影」(展望社 ¥2,800+税)も写真展とは異なった面白さがあると、好評のようです。写真展は週刊朝日のグラビア頁(7ページ)や産経新聞の大型コラム「写眼」、讀賣新聞のインタビュー記事を始め、毎日新聞の記者コラム、週刊現代、週刊文春、日刊ゲンダイなどでも紹介されました。また日本カメラ誌に7頁にわたって作品が掲載され、アサヒカメラ誌、フォトコンテスト誌でも詳しく紹介して頂きました。

 写真展・写真集を通して、改めて記録する事の意味や大切さ、面白さを痛感しました。なお写真展は6月17日まで開催しております。是非会場に足をお運び頂きたいと願っています。

熊切圭介